世界のぎょうざ

日本のぎょうざ

我らが誇る、お馴染みのぎょうざです。 説明するまでもないですが、あえて言うと 中国のぎょうざに比べ皮が薄く、小さめな多いです。 焼ぎょうざを基本としているからでしょうか。

中国のぎょうざ

ドラゴンボールで知った方も多いと思いますが 北京語で「チャオズ」といいます。 ぎょうざの本場って感じがしますが、 広い中国ですから地域によっても様々です。 北部では日本で言うところの水ぎょうざがメインです。 皮は厚く、主食として食べられます。 南部では点心の一種として、小さめの蒸しぎょうざが よく食べられるそうです。 その他、日本のぎょうざとの違いはニンニクをほぼ 使わないことも特徴の一つです。

韓国のぎょうざ

韓国でも中国と同じように、水ぎょうざや蒸しぎょうざが主流です。 その他に日本でもメジャーになった春巻きのような 棒状のぎょうざを鉄鍋に並べて焼く鉄鍋ぎょうざも 韓国で一般的です。 日本と同じように有名なぎょうざ屋さんでは、 行列ができる事もあるぐらいぎょうざは人気です。 韓国ではぎょうざを「マンドゥ」と呼びます。

モンゴルのぎょうざ

モンゴルでもやはり主流は水ぎょうざや蒸しぎょうざです。 「ボーズ」とよばれる、ひき肉を餡として包み、 蒸して料理する肉まんににた食べ物が常食されています。 中国の「包子(パオズ)」に由来すると言われています。

インドのぎょうざ

カレーしか食べないと思ったら大間違いです。 でもぎょうざもカレー味のぎょうざが多いみたいです。 調理方法は油であげるのが一般的で、 「サモノ」と呼ばれています。

その他世界のぎょうざ

ポーランドやスロバキアを中心にヨーロッパでも 「ピエルク」「ピーロギー」と呼ばれるぎょうざがあります。 水ぎょうざを基本としますが、焼いたり揚げたり、様々な調理法があります。 リトアニアでは「ヴィルティニャイ」、ベラルーシでは「カルドゥーニ」、 グルジアでは「ヒンカリ」と呼ばれる。ロシアでは「ペリメニ」と呼ばれる ぎょうざににた料理があり、ロシア料理店等でも食べられるため、 食通の日本人にはよく知られています。